令和5年7月12日、コロナ禍を経て約3年半ぶりに政策コンテンツ交流フォーラムKOBEを再開いたしました。
再開後の第1回目の政策コンテンツ交流フォーラムKOBE(通算では第8回)では、 株式会社マイスター大学堂代表取締役社長、KOBE三宮・ひと街創り協議会会長の久利計一氏をゲストスピーカーとしてお迎えし、「商人・街衆としての想い」をテーマにご講演いただきました。
久利氏は、三宮センター街2丁目にある眼鏡店「株式会社マイスター大学堂」を長年にわたって経営されており、その傍ら、「三宮センター街2丁目商店街振興組合」理事長、同センター街を含む商店街や商業施設から成る「KOBE三宮・ひと街創り協議会」会長として、多くの団体とともに三宮地域の振興・発展に取り組んでこられました。
「私たちは、街の空間を、お客様、神戸に来られる方、神戸に住んでいる方からお預かりしている」「この街が何を考えているかを見せなければならない」との言葉が印象的でした。
三宮センター街2丁目商店街では、アートのある街づくりを目指して「ストリートミュージアム」事業に取り組み、現在に至るまで18作の芸術作品が収蔵されています。「街の空間をお預かりしている」という想いが根底にあるからこそ、商店街から文化を発信するストリートミュージアム事業を続けてこられたのだと感じました。
本勉強会では、今後も国・地方自治体・民間企業のメンバーを架橋し、「地域・コモンを豊かにする」を一貫するテーマとして多面的に検討してまいります。